アニメ『ラブライブ!虹ヶ咲スクールアイドル同好会』が20年12月26日に最終回を迎えた。自分は久保田未夢さんが参加していることから名前やキャラクターは見たことがあったが、今まで触れてこなかった。アニメまでの間に小泉萌香さんのキャスト参加→同好会加入も大きいニュースだった。
2nd LiveをTLの盛り上がりに押されて視聴し、アニメ第一話はわふメンバー集まって見た。その後はどんどんはまり込み、お台場に通い、彼方ちゃんを好きになったりした。
アニメ化が決まらず走り出した企画だけに今回のアニメ化で「アイドルアニメ」「ラブライブ!シリーズ」といったカテゴリ(お決まり)を崩そうとした印象も受けた。作品の展開において聖地となるお台場との関係性が印象に残っており今回はそこに注目して感想を書いていく。
お台場と言うアクセスしやすいながらも海を隔てた異界に行くことで自分も虹ヶ咲の舞台に立っていると思えた。直近の例でいうと『ジョゼと虎と魚たち』の舞台が大阪で遠征時に歩いた道も多くどこか身近に感じられた。アニメの舞台がどこか情報として知っているのと自分で歩いたことがあるのとでは雲泥の差がある。
お台場を歩きアニメに登場した舞台を巡るだけでなく、目的地までの経路、景色全てが五感に飛び込んでくる。移動時間や位置関係が頭に入ることで作品への理解も深まっていく。「どうやって通学しているのか」「あの時の移動距離は」「住んでいる場所は」etc etc….。
現在お台場ではコラボやスタンプラリーでニジガクのスタンドポップや広告が多く見られる。中でもダイバーシティで流れるゲームのライブ映像が良かった。ただゲームの映像を流しているのだが、ニジガクが実際に活動した結果地元が協力しているように思えたのだ。
ここ数年聖地巡礼やご当地を舞台にした作品を見ると利権絡みなイメージが先行してしまっていたが、先日のMilcoさん路上ライブツアーといい昨年で印象が変わった。現在の状況で遠方に行き来することは難しいが、今は身近な土地を通して作品を好きになること、作品を通して土地を好きになることに注目して行きたい。
P.S.仮想と現実の狭間であるお台場でも夢の中で彼方ちゃんに会うことは出来ませんでした…。
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